3歳以上の子どもとならOK!沐浴でアロマテラピーのススメ!

以前忙しいママでも日常に簡単に取り入れられるアロマテラピーとして「芳香浴」「吸入法(蒸気吸入法)」というものを紹介しました。

子どもが3歳以上であれば、「沐浴法」も一緒にできるようになります。

kico

沐浴法も簡単に日常に取り入れられるので紹介したいと思います!

目次

沐浴法とは

沐浴法とは「お風呂などに入浴する際、精油をお湯に入れ、香りを拡散し、入浴の温熱効果とともに香りのリラクゼーション効果が期待できる方法」です。

鼻からは香りを、肌からは有効成分を吸収することができます。

沐浴法には全身浴の他、半身浴、部分浴(手浴、足浴、座浴など)があります。

  • 全身浴・・・ゆったり肩までお湯に浸かる方法。
  • 半身浴・・・バスト下辺りまでお湯に浸かる方法。
  • 手浴・・・・洗面器にお湯を入れ、手首くらいまで浸かる方法。
  • 足浴・・・・大きめの洗面器やバケツにお湯を入れ、足を浸ける方法。
  • 座浴・・・・大きめの洗面器やバスタブにお湯を入れ、腰から浸ける方法。

沐浴法の取り入れ方

沐浴法での精油の使い方

精油を直接お湯に入れる

バスタブのお湯に、精油を数滴落としよくかき混ぜます。

全身浴なら1〜5滴、半身浴・部分浴の場合は1〜3滴が目安です。

敏感肌の人や子どもは精油の量を控えめにしましょう。(大人に使用する分量の半分またはそれ以下)

皮膚刺激がある精油もあるので確認の上使用するようにしてください。

バスオイル・バスソルトを使う

敏感肌の人には精油を直接お湯に入れるよりも、バスオイルやバスソルトにして使用することをオススメします。

使用量の目安はこちら。

沐浴の種類バスオイルバスソルト
全身浴小さじ1大さじ2
半身浴小さじ1大さじ2
部分浴小さじ1/2大さじ1

【バスオイルの作り方】
・好きな精油 5滴まで
・植物油(ホホバオイルなど) 5ml(小さじ1)

1.容器などに植物油を入れ、精油を加え、よく混ぜる。
2.バスタブのお湯に入れ、混ぜて溶かす。
※1回ですべて使い切るようにしましょう。
※オイルを使用するとバスタブが滑りやすくなるので転倒に注意してください。

【バスソルトの作り方】
・好きな精油 10滴まで
・天然塩 100g

1.チャック付きビニール袋に天然塩を入れる。
2.精油を加え、よく混ぜる。
3.封をして揉むように混ぜ、全体が混ざったら、容器に入れて保存する。
※常温で保存し、2週間を目安に使い切るようにしましょう。

シーン別取り入れ方

普段の入浴のついでに

①全身浴

湯温38〜40℃→副交感神経が優位になり心身をリラックスしたい時や寝る前に効果的。
湯温42℃以上→交感神経が優位になり眠気覚ましや元気を出したい時に効果的。

【例】
・リラックスしたい時 →ぬるめのお湯にオレンジ・スイート、ラベンダー、ネロリ、サンダルウッドなどの精油
・憂鬱な気分を和らげたい →ぬるめのお湯にゼラニウム、ジャスミン、オレンジ・スイートなどの精油

②半身浴

心臓に負担をかけない入浴法のため長時間入浴することができ、ゆっくりと身体を温めることができる。
リラックスしたい時におすすめ。
新陳代謝をアップし、発汗を促すので、冷え性の緩和やダイエットにも効果的

【例】
・デトックス&ダイエット →グレープフルーツ、サイプレス、ジュニパーなどの精油でバスソルトを使用
※グレープフルーツ、ジュニパーは皮膚刺激があるため使用量に注意。
グレープフルーツは光毒性があるため使用後は直射日光を避ける。

特に目的がある場合に

①足浴

足を温めることで血行がよくなり、全身がポカポカしてくる。
冷え性、むくみ、水虫に効果的。

②手浴

身体の末端にある手を温めて血行をよくすることで、全身の血行がよくなる。
肩こりがあるとき、肌が荒れている時、気分転換したい時におすすめ。

③座浴

痔、便秘、生理痛など下半身の不快感を解消したい時におすすめ。

沐浴法の注意事項

  • 精油の香りや刺激の強さにより滴数を加減する。
  • 肌に刺激や異常を感じたらすぐに洗い流す。
  • 子どもと使用する場合は、大人に使用する分量の半分またはそれ以下で使用する。
  • 柑橘系やスパイス系の精油は皮膚刺激を感じることがあるので、使用する場合滴数を加減する。
  • 長時間の沐浴は身体の負担になる場合があるので、体調に合わせて行う。

沐浴法まとめ

子どもが小さい時は一緒に沐浴法はできませんが、3歳以上になると一緒に楽しめるようになります。

大人にも子どもにも好きな香り、苦手な香りがあります。親子でそんな話をすることで新たな発見があるかもしれません。

子供と一緒に香りを楽しみながら一日の疲れを癒やしたり、セルフケアをするのも心地よく暮らす手助けになるのではないでしょうか。

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